鉄道
ここでは「鉄道」メニューに含まれる、鉄道網の整備に関する機能について解説します。
目次
線路工事

平地に線路を敷設します。
- 制約:
- 障害物(建物など)がある場所には敷設できません。
- 直角に曲がるカーブ(90度)は敷設できません。45度ずつ曲げてください。
- 地下敷設: 「ハイトカット」機能を使用して、地下にも線路を敷設できます。
勾配工事

勾配のある線路を作ります。高架線へのアプローチや地下への進入に使用します。
- 制約: 地形の勾配の上に直接線路を敷くことはできません。必ずこの勾配線路を使用してください。
- 地下敷設: 線路と同様に、ハイトカットを利用して地下に設置することも可能です。
駅工事

地上に駅やホームを建設します。
- ホーム建設時の制約:
- 長さ: 1 ~ 100 ボクセル。長さを超える編成は駅を使用できず、通過します。
- 設置不可: カーブ、ポイント、鉄橋、ガード高架には設置できません。
- 接続:
- ホームを機能させるには、駅舎と「接続」する必要があります。接続設定はホームのプロパティ(ホームをクリック)から行います。
- 距離制限: 駅舎または接続済みのホームから 8ボクセル以内 にある必要があります。
- ホーム同士の接続: 駅舎から遠く離れたホームであっても、別のホームを介して数珠つなぎにすることで、論理的に一つの駅として組み込むことができます。これにより、駅舎からの直接の距離制限を実質的に回避し、巨大な駅を構築することが可能です。
- 線路との接続工事:
- ホームのプロパティにある「左に接続」「右に接続」ボタンは、ホームに隣接する線路の自動敷設・撤去を行うトグルスイッチです。
- ボタンを押すと、ホームの横に線路が敷かれ、もう一度押すと撤去されます。
- ※スリムタイプのホームではこの機能は利用できません。

跨線橋

建設済みのホーム同士を結ぶ連絡通路や階段を設置します。
- 通路: 直角に交差するホームの間を選択して通路で結びます。
- 階段: 通路とホームを接続する階段を設置します。
- 制約: スリムタイプのホームにしか設置できません。また、ホームに対して直角である必要があります。
アクセサリ
鉄道に関連する施設(高架橋の橋脚、詰所、車止めなど)を建設します。 これらは「建物」の一種として扱われ、列車運行上の機能はありません(純粋な景観用です)。
信号

乗降機能のない停車場を設置します。駅と同様にダイヤグラム設定が可能で、列車の待避や交換を行う場所として利用できます。
閉塞
指定した区間に列車が存在する場合、信号を「停止」にして列車の衝突・追突を防ぎます。
- 閉塞信号: 信号機を設置します。監視対象の区間と同じID(番号)を設定する必要があります。
- 閉塞区間: 平地の線路に対して、列車の存在を監視する範囲(閉塞区間)を設定します。
- 閉塞区間(勾配): 勾配線路に対して閉塞区間を設定します。
- 閉塞区間・信号削除: 設置した信号や区間設定を削除します。
- 操作のコツ: 「閉塞信号」「閉塞区間」ウィンドウのIDラベルをダブルクリックするとIDの新規作成ができ、設置済みの信号を右クリックするとその信号のID確認が行えます。
- ※この機能は
plugins\BlockSystemによって提供されます。
速度制限
特定の区間に速度制限を設定します。設定された区間には色付きのアイコンが表示されます。
- 速度制限区間: 平地の線路に対して制限を設定します。
- 低速 (Low): マゼンタ
- 中速 (Medium): イエロー
- 高速 (Fast): シアン
- 速度制限区間(勾配): 勾配の線路に対して制限を設定します。
- 鉄道上以外の速度制限削除: 線路を撤去した後に残ってしまった速度制限区間を一括削除します。
- ※この機能は
plugins\SpeedLimitによって提供されます。
車両配置

購入済みの車両(編成)を、線路上に配置します。
- ツリー型メニュー: 現在保有しているすべての車両を表示します。右クリック操作で、新規グループの作成や車両の売却が可能です。
- 名前: 編成の名前を表示・変更します。
- ダイヤ: 編成に適用するダイヤグラムを選択します。FreeTrainでは、ダイヤグラムは編成とは別に作成・管理し、ここで割り当てる方式をとっています。
- 配置/撤去:
- 配置: 配置モードにして線路上をクリックすると車両を配置できます。配置時に車両をクリックして進行方向を指定します。
- 撤去: 撤去モードにして、配置済みの車両をクリックすると撤去されます。
車両購入

新しい車両(編成)を購入します。
- 車両の選択: 会社別ツリーから選択し、性能(速度・定員・移動距離)や作者・説明を確認します。
- 昼夜プレビュー: プレビュー横のボタンで昼夜の表示を切り替え、夜間スプライトの状態を確認できます。
- 編成の両数設定:
- 車両の定義により、両数を任意に指定できるものと、あらかじめ決められた編成パターン(両数)に固定されているものがあります。
- 固定されている車両(実車再現など)の場合、定義されていない両数を選択すると「購入」ボタンが押せなくなります。
- 購入確定: 車両数・編成数と総費用を確認して購入します。
ダイヤ設定
列車の運行スケジュールを設定します。
手動運転ダイヤグラム
キーボード操作で列車を制御します。
- 分岐: ポイント通過時に
←→キーを押していると分岐します。 - 通過: 駅に差し掛かったときに
Shiftキーを押していると通過します。 - 発車/折返: 駅に停車中、
↑キーで発車、↓キーで折り返します。
「A列車で行こう」式ダイヤグラム
駅ごとの振る舞いを設定します。

- 通過: 停車せずに通過します。
- 一定時間停車: 指定した時間(分)だけ停車して発車します。
- 指定時刻発車: 1日1回、指定した時刻に発車します。
- 高度な設定: 詳細なダイヤグラムを設定します。

- 条件: 月・日・曜日・時刻(時・分)を指定します。「*」は「すべて」を意味します(例:
*時30分 = 毎時30分)。 - 動作: 通過、停車、発車、折返発車(進行方向を変える)、反転折返(編成の前後を入れ替える)、回送、折返回送、反転回送を指定できます。
- 優先順位: 複数の設定がある場合、リストの上から順に評価され、最初に条件が一致したものが実行されます。「↑」「↓」ボタンで優先順位を変更できます。
- 条件: 月・日・曜日・時刻(時・分)を指定します。「*」は「すべて」を意味します(例:
ポイント設定
分岐器(ポイント)をクリックして進路を設定します。
- 常時: 常に左または右に分岐するように固定します。
- 詳細: 駅と同様に、日時を指定して分岐方向を切り替えることができます。
架線柱
線路に架線柱を設置します(見た目のみの効果)。
機関庫
列車の車庫を設置します。 ※車両の購入や配置、運用に機関庫の設置は必須ではありません。鉄道風景を飾るアクセサリ(建物)の一種として利用してください。
鉄橋
川や海を渡るための鉄橋を建設します。
- 制約: 4方向(東西南北)にしか敷設できません。また、橋の上でカーブやポイントを作ることはできません。
ガード高架
橋脚のある高架線を建設します。下を道路や別の線路が通れます。
- 制約: 地表(高さ0)には敷設できません。また、カーブやポイントを作ることはできません。
トンネル
山を貫通するトンネルを掘ります。
- 制約: 4方向(東西南北)のみ。敷設区間内に少なくとも1つの「山(隆起した地形)」が含まれている必要があります。また、水面より低い高さには建設できません。トンネル内でカーブやポイントを作ることはできません。
